― 冬が“動かない季節”と思っている人ほど損をする理由 ―

― 冬が“動かない季節”と思っている人ほど損をする理由 ―

こんにちは。スリーフィールド株式会社です。
本日は、これから訪れる冬に備え。不動産売却、あるいは購入する方にとってどこに注力すべきかまとめました。
これから購入・売却をご検討の方はご一読のうえ、是非参考にしていただければと思います。

まず、北海道の不動産は、季節に大きく左右されます。
特に札幌市内および近郊(江別・北広島・恵庭・千歳など)では、11月〜2月の「冬シーズン」をどう戦略的に使うかが、売買の結果を大きく変えます。

「冬は不動産が売れない」
「雪があるから買うのは春でいい」

そう思っている人は、実はかなりチャンスを逃しています。
むしろ冬には、“動く人だけが得をする”特殊な市場構造があります。

本記事では、最新の市況と実務の肌感覚を踏まえて、
売り手/買い手が11月〜2月に取るべき動きをわかりやすくまとめました。

■ 冬の札幌圏は「動かないようで、実は動く」■

札幌は近年、価格そのものは上昇トレンド。
ただし冬は、


・内覧件数は減る

・除雪/外観の見づらさが買い手の心理ハードルになる

・成約まで時間が掛かりやすい

 

…という「動きづらさ」が確かにあります。

しかし同時に、冬だけ動く“本気の買い手”が一定数存在します。

その代表例は以下の通り。


・3月異動が決まった転勤族

・新生活のため早めに住まいを確保したい人

・子どもの進学・入学で2〜4月に動きたい家庭

・競争相手が減る冬に“値ごろ感”を狙う投資家


つまり、

“数は減るが質は上がる”
これが冬の札幌圏の不動産市場。

動く人は決断が早い。
ここに合わせて戦略を組むと、売り手も買い手も有利になります。

■ 売りたい人の戦略■
11月〜2月の“正しい切り方”

◆ 11月:ベストスタート

積雪前に外観写真を撮れる

1〜3月のピーク需要に滑り込める

高値で成約しやすい

**「11月売り出し → 2〜3月引渡し」**

これがが理想形です。
冬でも一番“勝ち筋がある”のはここです。


◆ 12月:動きは減るが、本気の買い手が動き始める


・年内処理したい売主同士の心理戦

・3月の転勤・進学組の“先回り組”が出てくる

・広告はやや減る=競合が少ない

この時期のキーワードは
「引渡し時期の柔軟性」。

「2〜3月引渡し可」
「急ぎの方はご相談ください」

この一文で反響が2〜3倍変わることも珍しくありません。

◆ 1〜2月:戸建は重いが、マンションは勝負月

● 戸建・土地

・豪雪で外観が見えない

・除雪コストがイメージしづらい

→ 高値売却はほぼ困難。価格勝負になる。

● マンション

除雪不要の安心感が強く、冬でも需要が落ちにくい

・“3月までに決めたい”層が一気に動く

→1〜2月は、むしろマンションの方が有利な季節とも言えます。


◆ 売りに出す人の冬チェックリスト

・除雪は玄関〜駐車場まで丁寧に

・暖房・断熱の説明資料を用意(灯油代・暖房代目安)

・写真は雪前+冬の生活動線の2種類

・「転勤・進学対応可」を強調

・値下げは“小刻み”に(10〜15万円単位)


■ 買いたい人の戦略■

冬は“買い手が最も強くなれる季節”

◆ 11〜12月:売れ残りを拾うチャンス

秋に出して売れなかった物件は、売主の心が折れ始めるタイミング。

・価格交渉が通りやすい

・年内決済を望む売主は特に弱い

・競合が少なく、じっくり選べる

◆ 1〜2月:冬の弱点を逆手に取る

冬の札幌は、実際に物件の“冬場の性能”が分かる唯一の季節。

【チェックポイント】

・駐車場・アプローチの除雪状況

・結露・カビの有無

・外壁・屋根の積雪状態

・日当たりの弱さが顕在化していないか

・共用部の暖かさ/冷え方(マンション)


冬にここまで見て問題なければ、
春以降の季節リスクはほぼ消えます。

さらに、冬だからこそ、指値(値下げ交渉)が通りやすい。

『値ごろで買いたい人は、むしろ冬がベスト。』


■市内と近郊の違い■

【札幌市内】

・マンション需要が冬でも強い

・特に地下鉄沿線は1〜3月に動く

・戸建は雪で判断しづらく“待ち”が多い

【近郊(江別・北広島・恵庭・千歳など)】

・24〜25年、市況は“少し在庫過多気味”

・価格は上がったが、成約スピードは目に見えて鈍化

ラピダス効果エリアは強いものの、『選べる時期』でもある

買い手の立場からすると、

『近郊は冬のほうが交渉余地がかなり大きいです。』


■結論 ― 冬の不動産市場は、“準備して動く人”が勝つ■

最後に、冬の札幌圏の市場を一言でまとめると:

冬は「動かない市場」ではなく『動く人だけが得をつかみやすい市場』である。

売り手は 11月スタート→2〜3月引渡し

買い手は 12〜2月に“売れ残り×寒さ割”を狙う

近郊は 冬のほうが交渉が通りやすい

というのが最適戦略になるのではないでしょうか。

北海道の冬は厳しいですが、その厳しさゆえに、市場の“歪み”が生まれる季節でもあります。

その歪みを理解し、正しく『動いた』人だけが、本当の意味で得をつかむのではないでしょうか。


スリーフィールド株式会社では随時無料で不動産査定を行っております。
上記のように特に売主様にとってはこの一か月の判断が高額成約を左右する可能性もございます。

まずは、お気軽にご相談くださいませ。

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