6月の不動産売買の動向と成功のためのポイント

6月の不動産売買の動向と成功のためのポイント

こんにちはスリーフィールド株式会社の山下です。
まもなく夏本番を迎え、不動産売買も活発化する6月。

しかし、近年は単純に「6月は売買が活発」と断言することは難しくなっています。そこで今回は、不動産業者目線で6月の不動産市場の動向と、成功のためのポイントについてまとめました。

【 6月の不動産市場の特徴】
6月は、ボーナス時期と重なり、夏休みに向けて引っ越しを検討する人が増えるため、例年売買が活発化する時期とされてきました。

しかし、近年は必ずしも活発とは限らない状況です。2023年の札幌市の物件種別別の動向は以下の通りでした。

□中古マンション□

成約件数は前年同月比3.6%増、成約価格は前年同月比9.0%高

□中古戸建□

成約件数は前年同月比0.6%減、成約価格は前年同月比1.9%減

 

上記の通りでした。

以前のブログにも記載させていただいておりますが、駅近の需要の高まりもありマンションについては価格・成約件数ともに増加しております。

一方で戸建については価格件数ともに前年割れで厳しい流れとなっております。ですが、土地価格の高騰も一時期に比べ落ち着きを見せてまいりましたので、今年の動きにおいては戸建て売買は昨年よりも状況は良いように肌間では感じております。

【6月の市場動向を左右する要因】

金利動向: 住宅ローンの金利が上昇すると、購入意欲が抑制される可能性があります。
経済状況: 景気悪化懸念などが高まると、不動産投資控えにつながる可能性があります。
コロナ禍の影響: 外出自粛やリモートワークの影響で、立地や住環境に対するニーズが変化しています。
2. 6月に不動産売買を成功させるポイント
活発な時期とはいえ、必ずしも希望通りの物件を見つけられるとは限りません。 6月に不動産売買を成功させるためには、以下のポイントを意識することが重要です。

1. 早めの準備と情報収集

希望のエリアや条件に合致する物件を見つけるためには、早めの情報収集と準備が不可欠です。インターネットや不動産会社を活用し、積極的に情報を集めましょう。

2. 複数の業者を比較検討

物件探しだけでなく、住宅ローンや引っ越し業者選びも重要です。複数の業者を比較検討し、自分に合ったサービスを選ぶようにしましょう。

3. 繁忙期への対策

6月は梅雨時期のため、物件見学が中止になる可能性があります。また、引っ越し業者は繁忙期のため、希望の日にちに予約できない可能性もあります。早めに準備を進め、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

4. 最新動向の把握

金利動向や経済状況など、最新の不動産市場動向を常に把握しておくことが重要です。必要に応じて、専門家に相談するのも有効です。

【 まとめ 】
6月は、活発な時期である一方、近年は複雑な状況もみられます。成功ためには、早めの準備と情報収集、そして専門家のアドバイスを有効活用することが重要です。

弊社では、お客様のニーズに合った物件探しや、住宅ローン、売り主買主双方へのリフォーム提案等、幅広いサポートを提供しております。 6月の不動産売買をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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